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(ハ)類似類推による見積もり

前に似たようなものを作ったことがあって要求内容やレベルが同じであるならば、おなじ規模や工数でできるはずです。
これに違う部分を考慮して増減させたり、別手法で計算した規模を足すことで見積もることができます。

過去に同じような開発をやったことがあることが前提ですが、これは自分でなくてもよく、ほかのよく知っている人や組織で行った頃があるのでも良いです。
ただし、この参考にする元見積もりは、よく理解することが必要です。ヒアリングをして、実態はどうであったのか、今回の例と違うところはあるのかないのか、お客様の性質はどうか?全体が使えなかった場合部分で参考にできるところはあるかなど冷静によく考えます。

この例で失敗するのは前提条件やお客様の性質が違い、本来参考にならないのに参考にした場合や、実態が報告と違い、うらで相当苦労をしていたり、裏ワザを使っていた場合などがあります。
自分の経験でない場合は詳細なヒアリングを実施して参考にするようにしてください。
不確定要素は必ずリスクへ・・・