たとえば、開発技術に優れているのであれば、困っている人がいたら助けてあげましょう。PMがある開発担当者のところで悩んでいてそれがその担当者のバグでなかなか治らなかったとすると、あっさり解決してあげてください。PMに対するアピールとしてはかなり強力です。タイミングとしては、やることがなくなってどうしていいかわからず、固まっているときです。何かをしているときに口を出すとただのおせっかいになってしまします。
固まっている人がいたら声をかけてあげましょう。
正直みんなは悩みすぎです。一つのバグに1日とか2日悩んでたというのをよく聞きます。がっくりです、一時間悩んでわからなければいったん棚上げして後ででもチームで相談すればいいのです。一時間悩んで解決しないものがその人が2時間悩んで解決するとは思えません。文殊の知恵を集めましょう。
私は自分でも解決しますが、わからないことや不得意なこともあります。PJの中で誰がどの技術に詳しいかどういう性格をしているかを把握しておきましょう。困ったときに必要な人に聞いたり、つないであげるだけでもかなり強力です。
自分がわからなかったときどうするか?私は1時間たっても解決しなかったら騒ぎます。みんな寄ってきてなんだかんだ解決してくれたりします。ありがたいです。
技術はどのように身に着けたらよいでしょうか。
私は開発技術は60%センスだと思っていますが、残りは他人のソースをどれだけ読んだかと考えています。ソースを作る時の考え方を理解して何を考えてこうしたのかこうすべきなのはなぜかということを考えつつソースコードを読むのです。そうすると、だんだん物語を読むように、ソースが語りかけてくるようになります。書いた人の性格がわかったり、だれか書いたかわかるようになってきます。
制御や低レベルの関数群などはベテランが作るべきです、またベテランが作っていることが多いです。彼らの経験がそのソースには生きています。なぜこれだけの機能なのにこんなに長いのか?堅牢な仕組みが出来上がっているかもしれません。インターフェース関連は特に経験が生きてくる面があります。あるいは単純に冗長なだけかもしれません、機能の堅牢性だけでなく、メンテナンス性、正規化等の観点からもソースを読むようにするといいかもしれませんね。
ソースを読むということからするとOSSに手を出すのもいいかもしれません。ここでは技術力だけでなく人脈も身に付きます。私もいくつかのコミュニティーに参加して楽しんだことがあります。この世界では飛び込めばすぐそこにあります。自分でもやれるし人に会うこともできます。いろんなOSSコミュニティーがあります。ぜひ飛び込んでみてください。
私はもともとCプログラマだったのですが、マニアックなCの使い方も面白いですよね。仕事ではメンテナンス性が悪くなるので可読性を優先しますが・・・ | オープンソースコミュニティーに参加するものいいですが、自分で運営してみるのもいいかもしれませんね |