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身に付けるべき基本的なスキル

自分自身のパーソナルスキルの側面と管理技術的な面があります。両方重要で、特にパーソナルスキルの部分は、下手をすると、ひたすらコンピューターに向かってプログラミングしてきた我々にとっては苦手とする部分かも知れません。わかっていることと実践できることは違いますが、それが顕著に出る部分でもあります。とにかく勇気を持って頑張る必要があります。
一方管理技術はというと、管理されることはあっても管理側としての意図意味が分かっていないため、相当に意識しながら勉強する必要があるかもしれません。

今までの経験があるから何とかなるだろうという甘い考えではだめです。

間違いなくこれらの技術の勉強は必要です。ここではどんなものであるかの紹介をします。
とはいえ具体的な方法論もNaOHKI説での展開を時間があるときに追加で述べさせていただきたいと思います。

他のものの本にあるパーソナルスキルという用語とは少し違う解釈になっていることはご容赦いただきたいのですが「(イ)強い意志」から「(キ)意思決定」までがパーソナルスキルでそれ以降が勉強と経験で身につく管理スキルです。

(イ)強い意志
(ウ)原則論(決められたプロセスを実施する)
(エ)コミュニケーション能力
(オ)交渉力
(カ)方針決定
(キ)意思決定
~ここで別れる~
(ク)リスク管理
(ケ)品質管理
(コ)要員育成
(サ)課題・問題管理
(シ)レビュー
(ス)必要な知識

こうしてみるとわかるように精神論的なものが最初に多いように感じるかも知れませんが、これが意外に重要です。
これらのパーソナルスキルがないと知識だけあっても人を率いていけませんし、圧力に負けて心が折れてしまうことも多いです。

まずは一般的な話から。

考慮:スキルレベル

スキルレベルの考慮

(イ) 自分だったら
常に自分だったらどれくらいの工数でできるだろうという感覚を持つといいかもしれません。「この仕様だったらこれくらいかな?」とか見積もりは必ずします。記録に残し最終的にどうであったかを検証し、自分の見積もり感覚を磨いてください。勘を養うのです。

(ロ) 人のスキルレベル(生産性)
自分だったらこれくらいというのがわかれば、今度は自分以外の人がやったらどれくらいになるかという話です。そのためには要員スキルと仕様内容を正しく理解する必要があります。そのうえで、その人だったらどれくらいになるだろうかで見積もります。見積もる上でその人にヒアリングしてもいいと思います。ただし、その内容は原則信用しないし、採用しません。あくまでも自分で見積もります。
その人に見積もり等を聞いた場合でも自分の言動に対する責任を持ってもらう範囲でその結果を利用します。