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チームリーダになるために、チームリーダのうちに身に着けるスキルなど

個人実績

チームリーダになるためには、まずはプログラマーとしての実績が必要です。プログラマーの親玉にしようというのですから、プログラマーとして優れている必要があります。

ここでは「何々できます」などということは聞きたくなくて「何々してきました」「何々の経験があります」ということが重要です。言い方ではなく実際の経験が必要ということです。

開発スキル:こうこういうプロジェクトでの開発経験があり、そこで生産性良く開発ができた。
― 設計:設計品質が高くほかの人の参考になるようなメンテナンスのしやすい設計書を書いてきているスケジュール:スケジュールを常に守ってきていて信頼されている
― 品質:作ったプログラムのバグが少ない
― 要件策定:お客様と話せて、その要件をくみ取ることができる
問題解決実績:問題が起こった時、あっさり解決したことがある
助け合い実績:チームのほかの人が困っているとき助けて解決したことがある
責任感:責任感があって、不測の事態が発生しても、他のせいにせず、最後までやりきっている
バランス力:重要なものとそうでない物を正確に見分けて適切なプライオリティーで処理してきている。

これらの実績がすべてあると、ちょっとチームを任せてみようか?ということになります。

これらがあると認められるためにはどうすればよいのでしょうか?
次回話します

まずはチームリーダーになろう

PMになって役割が変わることを昇進というかは異論があるところを思いますが。面倒を見なければならない人ができるあるいは増えることをこの際昇進といいましょう。

4~5人程度の少数の開発者を下につけて、一部の機能を担当してマネージメントスキルを磨きましょう。プロジェクトを管理するのがプロジェクトマネージャなら、チームを管理するのがチームリーダーです。管理するものが、組織中心か、人中心かの違いがありますね。いずれも運営も管理しますが、直接の被管理体がチームなのか人個人なのかの違いがあります。人が管理できなければ組織は管理できませんから、十分にスキルを磨きましょう。

チームリーダになるためには何が必要でしょうか?「個人実績」と武器としての「ユーザ業務知識」「技術力」です。この「ユーザ業務知識」がない場合でも、他のたとえば「技術力」が非常に優れているということでもよいかもしれません。私はユーザ業務の業務知識を武器にしました。

チームリーダになってから必要になるスキルとしては「見積もり」「チームビルド」「工程管理」などがあります。これらはいきなり必要になります。

そして、さらなる発展のためにチームリーダになって「チーム実績」を積んでいく必要があります。

うまく実績が積めないと技術力のあるプログラマに戻されてしまいます。

必要なスキルやだいたいどの程度できればいいかを述べていきます。

①個人実績
②ユーザ業務の知識
③技術力
④見積もり
⑤チームビルド
⑥工程管理
⑦問題解決
⑧チーム実績
についての書きます
例によって、気ままに書きますので順番の前後等あります、気長にお待ちください。