情報が足りないことによるものだったら、情報を聞き出したらよいです。何のことかわからない場合、判断するのに必要な情報がない場合、質問をして聞き出せばよいです。
「この案件受注すべきでしょうか?」という判断を迫られた場合、
「どういう案件なの?」「売り上げ利益は」「客先の性質は?」「リスクは?」「今後の発展は?」「この市場でのビジネスプランはどうなっているか?」
自分が判断するのに何が足りないだろうか?何があったら判断できるだろうか?と考えて、今の知識では判断できなくても聞いたらよいです。
ここは開き直りです
できもしないことをする必要はまったくありません。「わからないんだから情報もってこい」です。
当然部下も「その点についてはわかりません」というかもしれません。その場合は、わかっているところ、わからないところ、調べればわかるところ、に分けて整理します。
不確定な情報があったとしても、リスクとして評価可能であれば、判断に「危なさ」として評価し、先を続けます。
判断に当たって、その中核となる情報が手に入らず、リスクとして評価不可能な場合は判断すべきではありません。
リスク評価もできない部分につき、情報入手できない状況ならNGとするしかありません。危険が大きすぎるからです。
リスク評価(たとえば最悪○○億円の赤字)できるなら、「わからないから危険だけど、最悪、○○億円の赤字になるが、その程度なら△△でリカバーできる!だからOKとする!」あるいは「発生確率がそんなに大きくないから原価に○○億円の1/10を足して見積もりは●●億円でOK」などと判断します。
リスク評価できなければNGにするか、自分で判断せずに、集団の判断にもっていくか、上司の判断にゆだねます。