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料理でストレス発散

仕事が立て込んで来たり、面倒な事柄が持ち込まれたり、わがままを言うお客様や、同僚がいるとストレスたまりますよね。

どのようにストレス発散していますか?
私の場合は手軽に料理をします。
よしながふみ先生の漫画ではありませんが料理をすると結構ストレス発散になります。そういえばNHKで「本棚食堂」というドラマもありましたね。現実逃避を料理に求めるという。すごくよくわかります。

夕飯を作る頻度が高いですが、もっぱらストレス発散で作るのはパンが多いです。いろいろ試行錯誤しながら、自分のレシピを作ったりします。
普通の食パンなどは、選ばれた道具と粉で比較的簡単にできたのですが、ハード系のフランスパンなどはなかなかうまくいきませんでした。
調べてみると、フランスパン等は普通のパンと考え方を変えなくてはならないくらい作り方が違います。別物といっていいでしょう。普通のパンは生地をたたきつけたり(「ダーン!ダーン!!」これがストレス発散に)よくこねたりして、グルテンをつなぐのですが、フランスパンはつなぎません。普通のパンでは私は打ち粉をしないのですが、フランスパンでは大量に打ち粉をします。中身も違いますね。フランスパンでは特殊なのでしょうか?アスコルビン酸(ビタミンC)やモルトパウダーを入れます。
実はまだまだフランスパンは望む領域にたどり着いていません。まだまだ先は長いです。

元はスーパーで生鮮をやっていたので、商品説明のための料理もしてました。肉料理中心です、じっくり時間をかけて調理しておいしくするのが好きです。そういえばパンもそうですが時間のかかる料理が多いですね。

今後いろいろ作りかたも紹介します。IMAG0012

私は婦女子ではありませんが(女子ですらありませんが)よしながふみ先生の「西洋骨董洋菓子店」や「きのう何食べた?」等は好きです。この中には料理で生き生きしたり、夕飯を作ることでスとれる発散になったりする人が描かれています。
漫画の中でも料理物は好きです。今度紹介します。


経験を生かしてプロジェクトマネージャになろう!

経験を生かしてプロジェクトマネージャになろう!

ここでいうプロジェクトマネージャは役割なので、実際の社会ではいろいろな呼ばれ方をすると思います。一例をあげると。マネージャ・エキスパート・プロジェクトマネージャ・アシスタントマネージャ・シニアマネージャ・シニアエキスパート・リーダ・主任・課長・部長などと呼ばれたりします。役職と役割の呼び方は組織によっていろいろだと言うことですね。

< なぜPGからPMになるか>

最近は昇進したくないとか、現場がすきとかでPGのままがいいという人も多いです。それはそれでいいでしょう。個人のキャリアを考えるとき、10年後の自分を想像してみて今、30歳としたとき「40歳になったら自分は何をしているだろうか?」「40才だったら何をしていたいだろうか?」と考えます。今の立ち位置での自分を想像できて、満足であるならば問題ないでしょう。

PMを目指してみるかと思うきっかけはいろいろあろうかと思います。「結婚した」とか、「子供ができた」という事情であったり、「今の仕事に飽きたな」とか、「プログラマをやっているがそろそろステップアップしたいな」とか、「プロジェクト管理の仕事も面白そう」とかそんなのでもよいかもしれませんね。
目指していなかったとしても、やるはめになってしまうこともあるでしょう。「チームリーダをやってくれ」あるいは「このサブシステムをあなたにお願いしたいんだけど」と言われたとか。

・自分にとっての利点
責任と収入は原則として随伴します。したがって、責任が重くなれば、給料も多くなります。

プログラマを経験していることはある意味強みです。開発経験のあるPMは管理において経験がない人とは違う観点世界を持ちえます。それによってきめ細かかったり、「よくわかった」管理をすることができるのです。
今までのように手を動かすよりも頭を使うことが多くなります。進捗が遅れたから人を増やすような作業ではなく、あなたがやらなければ何も進まなくなるという類の役割に変わることになります。

言ってみれば自分をただの工数(人工(にんく))からの脱却です

1)職業的PM、たたき上げPM
コラム:隣の芝は青い?転職する?
2)プログラミングと同じでセンスが必要
3)私はどういう経緯でなったか
4)せっかくなので、戦略的ステップアップをしよう
についての書きます
例によって、気ままに書きますので順番の前後等あります、気長にお待ちください。

次のカテゴリー
昇進までの流れ

要員の意識を管理する

①モチベーション維持

端的にやる気、のことですが、どのように要員のやる気を維持すればよいでしょうか?これは自分だったらどうするとやる気をなくすのかということを思い返してみてそうならないようにすればよいかもしれません。

人それぞれでしょうが私は、たとえば、「○○をやれ」といわれると、多少無理でもやってやろうじゃないかとおもって士気は上がります。逆に制約事項が多い場合、「あれはやるな」「これはやるな」、「こうするな」というネガティブな行動指示はがっくり来ます。

スーパー時代に一番嫌だったのは「残業するな」でしたが・・・法律上どうしようもないんですけどね・・・

動機づけ

要員のモチベーションの維持で一番利用するのは動機づけです。いやなことをさせる場合、それに関する別のミッションを与える方法です。

「○○PJの手伝いに行ってほしい」という場合、「このPJでは○○が起きているので、このように支援が必要になっている、その原因はここらへんにあると思っているが実のところどうであるか、どうすればそのようにPJがならないようにできるか学んできてほしい。」といって送り出したり。人事異動においても「この組織ではこのようなPJが立ち上がろうとしていて、こういう人材が足りなくなっているから、君を選定した、このPJはこういう性質があるからこのようなPJの場合の○○を学んでほしい」などといいます。

あるいは、状況を説明して自分が何をやらなければならないか全体の中のどの役割を果たすのかを説明して、納得して遂行してもらう方法があります。

「君にはこういう期待をしているのでこういう役割をしてほしい」「あの組織は何がいけないと思う?どうしたらいいと思う?フムフム、それを実践してみないか?」「いまこの分野の事業状況がこう、これからここは伸びると予想されているので、こういうアプローチで伸ばしていきたい、その役割を担ってくれないか」
など、いろいろ考えてみてください。

②モラールの維持

人によって意味は違うようにとらえるでしょうが、私はモラールをその会社・組織に対する満足度・忠誠心?をベースとした勤労意欲のことととらえています。短期的なモチベーションと違う意味で話します。

これには、組織上の仕組みが不可欠です。コンプライアンスをないがしろにする組織ではモラールが低くなることは避けられません。

③コンプライアンス意識の維持

永遠の課題とも言えますが、これらはそういう職場の雰囲気と考えるとよいと思います。つまり、個人の問題ではなく組織の問題です。
誰も最初から「不正をしよう」等とは思っていません。そのうえで不正をしたり、法令違反をするのはその組織の風潮が違法行為をせよ、と言っているからなのです。

コンプライアンスについては別章をたててじっくり語る必要がありますが、ここでは簡単に話します。

不正を語る上ではそれぞれ、心理が違うことを理解する必要があります。

個人の利益のための不正・組織のための不正
法令違反・内規違反・迷惑行為

などです。組織のための不正が一番厄介で、自分の利益のためにやっているわけではありませんから、自分を許しがちですし、組織も見逃しがちです。
管理職として一番注意すべきは、組織のための、法令違反・内規違反です。

普段から会社全体で、やりにくい雰囲気、しない雰囲気を作り出すことが重要で、間違いなく、管理層、経営層の責任であります。

個人の利益のための不正、迷惑行為などは誰が見ても悪いことですから、ある意味管理しやすいです。それこそ、教育、雰囲気作りが最も効果を発揮する分野です。

リーダーシップ:強引にぐいぐい引っ張る型

組織作りをして、人に領域を任せるが、気になるところやトラブルとなると指揮権をとり、自分中心に推進していくタイプ。
うるさ型であれこれ言うため、自分なりに進めたい部下とは合わないことが多いです。何となく部下全員からは慕われている場合は、いざという時に頼りになることが多く、困ったときには大変助かることが多いです。
一方、トラブルがなく問題なく進めようとしているときであると、小さいことも大ごとにしてしまうこともあり、面倒くさい上司という風になることも多いです。
問題ない段階ではあまり能力が発揮できません。大きなトラブルがあると途端に生き生きしだします。トラブルのときは往々にして、現場はどうしていいかわからず、目の前のトラブルをモグラたたきでつぶしていくことに忙殺されます。そんな中でこの手のリーダは細かいところは見れませんが、大局的に現象を把握して強い決断力を持って対策を打っていきます。トラブルのときは時に無理と思われるようなことでもしなければならないことがあります。空気を読まずにバシバシ支持することは事態終息に向けての最短距離であることも多いのです。(冷静なタイプから見ると「勘弁してほしい」と思うことも多いのですが・・)
個性が強いリーダは上位上司がうまく適材適所に割り当てていくことが重要ですね。

似たようなタイプで、威張りたがり屋型がいます。このタイプはだめな感じの人でただ威張りたがっていて、指示はするが、内容おかしかったり、一貫性が無かったりします。うまくいかないと言い逃れをし始めるのもこのタイプです。
見分けるポイントは周りから本当に慕われているか否かが一番です

責任取るから好きにやりなさい

 責任を負うことは、任せきることではない

「わたしが責任をとるから好きにやってみなさい」という発言がドラマなどでよく聞きますが、どうなのでしょうか?

部下にしてみればうるさいことを言われず好きにさせてくれる人は理想でしょうが、権限を越える調整もあるでしょうし、権限内の遂行でもうまくいかないことがあったら困ります。

責任とは何かあった時に謝罪することではなく、結果を成功に導くこと。成功に導けなければプロジェクト管理における責任を果たしていないということです。形上の責任しか問われない組織であれば、だれが謝罪するかという話になるでしょうが、実質的には本人が何をしたかが責任を果たしたかの判断の要素になります。

そう考えると「わたしが責任をとるから好きにやってみなさい」という発言は、丸投げのことではなく、方法論ということになります。

「わたしが責任をとるから好きにやってみなさい」の方法論として、私は2つあると考えます。

①本当に任せる?

場合によっては無条件に好きにさせることがあります。これは任せる相手が自分の責任範囲を理解して行動することができ、その権限を利用して問題なく業務が遂行できると判断された場合です。その場合も報告と相談は常に受けて上司は掌握をする必要があります。これができる人物はかなり優秀で次に自分の代わりに任せることができる人であることが多いです。

②実はコントロール?

単にうるさいことを言われずに好き勝手やりたいだけで報告も上げない者にはここまでは好きにさせることができません。ある程度どのようなことをやるのか計画を詳細にレビューして修正し、合意した内容を遂行させる範囲で好きにさせる場合があります。

その場合は上司としては、本当はいろいろ口出して計画を修正させているが、本人が自ら修正して問題ない計画を作ったように感じさせて、任せるというのが理想です。

気づきを与える質問等で誘導します。

この場合は十分なコントロールの下で行動させることが重要です。

いずれの場合も任せるといっても常に報告を受けて十分に内容を把握しておくことが重要です。責任を負うということは最終的な成果物や行動においては自分が判断したという事実上のハンコを押すことなのです。

まー私は「わたしが責任をとるから好きにやってみなさい」などとはめったに言わないですけどね。

リーダーシップ:見守るからやってみなさい型

この手の上司は、組織づくりや、他のステークホルダとの調整を行って、その部下がやりたい環境を整えるタイプです。
決して放任主義ではありません。
先立って、部下は上司に、そのような方針でやりたいか何が必要か問題ないかを相談する必要があります。その方針を理解、承認して、部下の権限を越える部分の環境を整えたりします。ここでは、上司と部下の信頼関係に基づきことが進められる形になります。
見守り型なので正しく定期的に報告を受けていることが必要で、その報告内容には目を光らせます。問題があり解決が難しそうであればまずは注意を促し、解決をチャレンジさせますが、無理だと判断した場合は、即座に権限を引き上げて指揮を執る必要があります。
この場合他人が指揮を今まで取ってきて、ある程度悪い状況になるまで我慢していますから、そこから成り代わるというのはかなりのマネージメント技量が必要となります。場合によっては単独の問題だけを引き上げて、解決する必要があるかもしれません。
ここでは当たり前ですが、自分の管理責任が問われます。なおかつ解決に当たっては自分が前面に立ちますから、外見えにもその人が問題を起こしたように見えます(くだらない言い訳はしませんから)。責任を負わされることを覚悟して相手に任せるのがこのタイプです。
コラム:責任をとるから好きにやりなさい

私はこのタイプですが、うまくできているとは言い難いです。なかなか難しいものがあります。一人でやりたい人が下についている場合はいいのですが、自分で考え判断をしない人が下についた場合、管理者としては、ほぼ付きっ切りで指導をすることになります。その際は、具体的にやることを指示するのではなく自分から思いつかせるように誘導するのですが、非常に時間がかかります。部下のパーソナリティーによっては、プレッシャーとなってつぶれる場合もあります。
優秀な人は私のやり方に不満を持つ場合もあります。自分に丸投げされているように感じるからです。動機づけをしっかりしてわかってもらうことが重要かもしれませんね。(確かに手を抜きたい気持ちがあるのは本当ですので、部下の言うことを否定できないのですけれども)
まあ私はリーダーシップのある方ではないので、ここは永遠の課題です。リーダーシップ研修を受けても、戸惑うことも多いのでここで整理しています。今後も試行錯誤です。お互いに頑張りましょう。

悪い例:放任型
任せるという名の放任はだめです。プロジェクトを成功に導くのがマネージメントですから、放任はその義務を放棄しているのにほかなりません。責任を負うというのは謝ることではありません。責任を負うというのは成功させるということで、失敗しそうになっても成功に捻じ曲げることです。
どんな場合でも状況だけは把握し、行動できるようにしましょう。自分がフォローできる範囲で任せるべきです。そういう意味では自分の能力もある程度把握しておく必要があるかもしれませんね。「この程度ならまだフォローできるから注意だけして様子を見よう」という感じですね。

リーダーシップ:みんなでやろう型

このての上司はみんなの気分を盛り上げるのが得意です。みんなでやるからと言って管理しないとか支持しないというのではありません。このタイプの上司はビジョンを明確にもち、それをみんなに伝えます。そのビジョンに沿ってそれぞれに行動を促し、みんなで同じ方向同じ行動をとっていると感じさせ、モチベーションをあげていきます。

この方法にたけていると、無理なことも成功させることができることがあります。たとえばプロジェクトがトラブル続きで先が見えなくなり要員が疲弊してきているときに、この手のリーダーが主導権をもって行動すると、ビジョンを示してくれますから、先が見えない中に、あるゴールが見えてくるわけです。そのゴールに向かう具体的な行動を指示することで、みんなは安心してくるのです。「今は大変だがみんなでがんばろう!」という雰囲気にしやすくなります。
ビジョンがあいまいだったり理解できない物だったり、そのための行動が見えないとなると無意味どころか、信頼関係も失ってしまうかもしれません。先を見る高い能力とそれを伝える高いプレゼンテーション能力が求められます。

悪い例:各サブシステムリーダが優秀だとありがちですが、みんなでやろうと声だけ出して、ビジョンを示さず、みんなにいろいろ任せて、自分で判断しない場合。
何となく、それぞれのサブリーダが優秀で、うまく回っているときはいいです。
トラブルがあって管理レベルのディシジョンが必要になった時にとたんにうまくいかなくなることがあります。
あるいは、サービスイン真近になってシステムの整合性が取れずに大事になることがあります。どんなにサブシステムリーダが優秀でもマネージメントレベルで整合をとらなければならないことはたくさんあります。それらをせずに進めると後につけがまわることに注意が必要です

リーダーシップ:こうしろあーしろ型

一見マイクロマネージメント的に見える。自分ですべてを掌握して、細かい指示を与えていくタイプです。人に任せることができない優秀な人に多いやりかたです。かなり高い能力が必要とされますから、自分にも厳しい人が多いです。大きなPJになるとほかの人は多分まねできないレベルにあたったりします。
そういう人の部下には業務遂行能力がある人が下につくと大きな力を発揮します。
管理能力は組織を管理して適切に導く力、業務遂行能力は担当している業務を自ら遂行する能力です。これらは違うスキルですから注意が必要です。(大抵は有能な人は両方できるんですけどね。)
問題点としては、人が育ちにくくなる可能性があります。部下の業務遂行能力は格段に上がります。遂行レベルに関しては、細かくチェックされて学習の機会が多いからです。一方チェックしてもらえることから、自ら胃の痛くなるような責任を負う力が弱くなります。自分ややらなくても、あるいはできなくても、怒られるが、すぐにほかの人が割り当てられ、PJには何ら問題が無いように進みます。組織間調整も上司がやってくれますから、自分の範囲の仕事をきちっとやっていればいいのです。
ある意味部下としては楽ですがそれでいいのかというと疑問が私にはあります。

悪い例:かき回しがた
能力が低い管理者がこれを行うと単純にかき回しただけになることがあります。
例えば問題の本質ではなく、得意分野として管理者がとらえ、そこだけを深堀して支持を行い、ほかにとりうる手段や、大局的解決方法を検討しなかった場合に、PJがあらぬ方向に流れることがあります。
現場は重要でないと思っていることに時間をかけさせられるのもこの一例です。
始末が悪いことに、この手の管理者は自分が正しいと思っていますから、なかなかひかないし、気が付きもしません。ある意味それでいいのですが、ちょっと大変です。
注意が必要です。
(それでいいといった意図は、管理者としては一貫したポリシーを持ち、そのポリシーに従ってPJ推進をしていくことにより、周りが対応しやすくなり結果的にはおたおたしても最終的にはうまくいく組織になることがあるからです。リーダーとしてはポリシーがないのが一番困るからです。)

リーダーシップとは

プロジェクトマネージャーはプログラマーと違いたくさんの人を導いていかなければならないことがわかりました。その能力が「リーダーシップ??」です。

社員教育を重視している組織では管理職になるとき、リーダシップが重視され、リーダーシップ関連の教育等を受けることがあります。リーダーシップとはなんでしょう?必要なのでしょうか?
プロジェクトマネージャなどのハウツーではこのリーダーシップに重点が置かれていたり、管理職試験ではリーダーシップがあるかを見られたりします。
正直わかりません。
と思った人は、いい機会ですからここでリーダーシップについて考えてみましょう。

自分が部下であった時にどういう上司がよかったか?どうしてくれるのが理想だったか。を思い返してみてください。

どれが正しいというのはあまりない気がします。どのリーダでも成功するし失敗します。自分にあったリーダー像(自分の理想とする、ではない)を作りそこを目指して何が自分に足りないか、どうしたら足りないところがカバーできるかを考えます。

リーダーシップの色々

今回は3タイプを紹介しますが、日々リーダーシップに関する書籍や考え方などが発表されたりしてこの類型に当てはまるものばかりではありません。
いろいろ情報を集めて、自分のリーダー像を作り上げてください。
悪い例を入れてますが、これは、管理手法として似ているが非なる管理をした場合の弊害を示しています。どの管理手法も適切に行えばよい結果を生みます。
どれがよい悪いを言っているものではありません。それぞれのマネージメントスタイルです。

1リーダーシップのいろいろ
①こうしろあーしろ型
②みんなでやろう型
③見守るからやってみなさい型
④強引にぐいぐい引っ張る型

リーダーシップのあり方として
2責任をぷことは、任せきることではない

リーダに必要な行動として
3要員の意識を管理する

PJだけでなく自分も管理しなければなりません
4自己管理

例によって、気ままに書きますので
順番の前後等あります、気長にお待ちください。

コラム:怒る、叱る

「怒ることと叱ることは違う」、よく言われることですが、整理してみましょう。
怒る場合典型的なのは「ぷりぷり」という感じでしょうか?つまり、怒るのはその人個人の感情の状態で、その行動は、その人の思いや感情状態を解決したいときあるいは、相手に伝えたいときに出る直接的な行動になります。
叱る場合も相手に何かを伝えるという点では一緒ですが、伝えたい事柄が「自分の感情状態」ではなく、「間違いに対する回復」である点で大きく違います。
叱る手順としては、「気づかせる⇒理解させる⇒反省させる⇒行動の促し」となろうかと思います。空き地で野球をして、窓を割った時に出てくるかみなりオヤジ的にやるならば、

①気づかせる「こらー!!」
②理解させる「こんなところで野球をやってはいかーん、窓を割ってしまっただろう!」
③反省させる「何をしたから窓が割れたかわかるな、ごめんなさいは?!」
④行動の促し「もうやるなよ、気を付けるんだぞ」

という感じでしょうか。
叱るときは、何を伝えたいのか、具体的には、どういう気づきをさせるべきと考えるのかを整理して、自分でわかったうえでしかるべきです。
部下に失敗をさせてしまった上司を叱る場合、管理せずに放置していたことを叱るのか、その部下が失敗しないように事前にチェックすべきであったことを叱るのか、失敗したときにその傷口が大きくならないように行動しなかったことを叱るのか、それぞれその管理者が何を怠ったかによってポイントを絞ってしかるべきです。
だいたいの叱るポイントを押さえたら、今度は叱り方ですが、①のところで直接てきにこちらから言うという方法もあります。ほかにも、何が悪かったと思うかコーチングの傾聴手法で引き出す手もあります。自分で引き出した場合、そこには理解もついてきているとよいでしょう、注釈を加えてたとえば「そうだなそこのところが足りなかったな、別な観点でこう見ると、そのことがよくわかると思う。過去にもこういう例があった」などと、理解を深まらせる話をするのもよいでしょう。そのうえで期待する行動をさせるのが良いと考えます。
やってはいけないのは、複数の事柄を抱き合わせで叱ることです、何をしていいのかぼんやりしてしまいます。子供や犬をしつける時のやり方です。人間は大人になったとしても本質的には変わりませんから、やはり、叱るときにはポイントを絞ってもっとも理解させたいことのみをしかるべきです。

大人なんだから」と思うかもしれませんが意外と重要ですよ。