SAWAT:①テーマの洗い出し

洗い出しの方法
ユーザの運用業務視点での業務AP・基盤AP・HW/PP・システム監視を通じて、システムのグループ間の整合が取れているかを検討すべきテーマの洗い出しを目的として行います。
あるプロジェクトの例です。
少数のリーダで、今回の場合はサブシステムリーダー以上で集まって行いましたが、ブレーンストーミング形式でプロジェクト全体責任者が誘導司会をしながら、網羅的に意見が出るようにしながら「心配事」「ユーザ視点で今回何が起こるか」「前から変わる点」「異常としてどんなことが想定できるか」などの観点でランダムに出していきます。
今回は1時間くらいで130件出ました。これをプロジェクトマネージメントチームが持ちかえって分類し、ファイルの「ウオークスルーテーマ」タブのように整理します。
このときにどういうウオークスルーテーマにするかがセンスを問われるところです。

「公開用ウオークスルー観点」
(内容は参考です:特定のPJを意識したものではありません)
先立っての準備としてこれを公開し、各担当に確認追記をしてもらいます。
「後での整理事項」は多くのグループをまたがないのでウオークスルーをするまでも無いが、課題管理するか質問としてグループが回答するか、みんなに周知すべき事項のものです。質問一覧として各担当に割り振り回答を記載してもらうものです。
テーマとして書いたもののほか、ウオークスルーに入れた方が良いかを各リーダに検討してもらい、入れる必要があるものはウオークスルーテーマに記載してもらいます。
「ブレーンストーミングアウトプット」はブレーンストーミングをやったときに出た内容です。
この○の結果を元にファイル中の「質問回答一覧」「説明会項目・課題管理項目」タグを整理します。

☆「質問回答一覧」
質問回答一覧はブレーンストーミングで出てきた各者の疑問点です。
解答欄に回答の記載をしてもらいます。回答方法は直接回答を記載しても良いし、資料の場所を提示することでも良いと思います。

☆ 説明会項目
説明会項目はブレーンストーミングで出た内容のうち、ぜひ説明会で説明してほしいといわれている項目です。
説明会を実施してもらいます。ウオークスルーに絡めてその中で説明をしてしまっても良いと思います。

☆ 課題管理項目
課題管理項目はブレーンストーミングで出た内容のうち課題管理したほうがいいのではないかという意見があるものです。
担当者が課題管理の要不要判断して課題管理すべきものは内部課題として課題管理してもらいます。

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