見積もり手法は無限に存在します。インターネットで検索してもいろんな名前の付いた見積もり手法が複数出てきます。これらはどんな性質があるか知っておくのは大事かもしれません。インターネットに出てくる手法はその記述だけでは利用することができません。使い方に工夫や、範囲の限定(前提)が必要だったり、統計的な分析に基づく係数の設定が必須であったりするからです。
ご自身の組織の中で使われている手法を分析して、必要な精度が出せるように工夫をする必要があると思います。それぞれの性質と注意すべき事項がありますからそれらに注意して、考慮すべきところを足したり引いたりしながら見積もり精度を上げていきましょう。
IPAなどで見積もり手法の紹介を行っています。そちらも参照ください。
私が思う代表的な見積もり手法を紹介します。
開発工数見積もり手法
イ | 規模からの生産性 | 規模を見積もってから工数にする |
ロ | 経験に基づく機能類推見積もり | この機能だったらこのくらいという勘 |
ハ | 類似見積もり | 同じような開発の工数を参考にする |
ニ | FP法 | データ・入力等の数から工数を計算する |
ホ | 相見積もりをとる | 他人に見積もりをお願いして比較する |
へ | タスク積み上げ | 作業を列挙してそれぞれの工数を積上げる |
これらについて簡単に述べていきます。例によって、気ままに書きますので順番の前後等あります、気長にお待ちください。