自分がどんな仕事をしているのか?開発しているシステムが、お客様にとってどのような結果を生むのかを真に理解することです。
個人でチームの一員としてやっている場合、自然と身につくものであると思います。ですが、自然と身につくものだけでは不十分です。積極的に周辺や、接続したり連携する機能に関するエンドユーザでの使われ方の情報を集めましょう。
単に仕様を理解していてその通り作るだけではだめです。プログラマとしてはそれでよいのでしょうがチームリーダを目指すのですから周辺知識は必要です。重要なのはそのシステムは“どのように使われるか“です。この観点を持っていることにより、担当している単機能の単体試験だけでなく、結合試験、総合試験、運用試験に食い込むことができます。「彼(彼女)なら関連機能を含めたユーズケースを元に試験シナリオが作れる」ということになれば第一目標は達成です。
「彼がいなければどうにもならない」となるのが理想ですがまずは「彼に任せることができきる」となることが重要です。
開発工程で上流はベテランが行うのが一般的ですプログラマは多くここには参加できず、詳細設計工程あるいは製造工程から参加することになります。V字開発の工程ごとの人員表を意識すればわかりますが、詳細設計製造から入った人は単体試験が終了すると不要になります。人が減らされるのです。ここでいかに生き残るかが勝負です。そのための武器と考えてください。