せっかくなので、戦略的ステップアップをしよう

★必要なスキルを身に着けて役割を奪い取れ!

この業界に入ってステップアップを夢見ている人も多いでしょう。私の場合は経験のないIT業界の派遣から中途採用され、マネージャーへなっていったわけですが、だれでもその可能性はあると思っています。

そのためには必要なスキルを身に着けて、役割を奪い取る気概が必要なのかもしれません。

ステップアップとしては、プログラマからのステップとしていきなり管理をするマネージャなることは困難です、私の経緯と同じように通常の段階としてはまずは

プログラマ→チームリーダー→サブシステムリーダー→プロジェクトマネージャ

という流れが一般的かと思います。
そしてその間に身に着けるべき知識・技術もあります。課題管理、品質管理、工程管理、見積もり、レビュー、要員育成、業務知識等の知識技術系の話。
本人の能力としてのマネージメントスキルとしては、強い意志、原則論、コミュニケーション能力、交渉力、意思決定力等などがあると私は考えています。

少しずつ一個一個語っていきます。
(順番はあれですが・・)

まずはチームリーダーになることとそこで身に着けるべき能力の話でしょうか。
いっぺんに管理部分をやっても意味がありません、それぞれの段階で身に付けなければならないことを身に付けて、確実な実力を獲得しましょう。

まずはチームリーダーになろう

PMになって役割が変わることを昇進というかは異論があるところを思いますが。面倒を見なければならない人ができるあるいは増えることをこの際昇進といいましょう。

4~5人程度の少数の開発者を下につけて、一部の機能を担当してマネージメントスキルを磨きましょう。プロジェクトを管理するのがプロジェクトマネージャなら、チームを管理するのがチームリーダーです。管理するものが、組織中心か、人中心かの違いがありますね。いずれも運営も管理しますが、直接の被管理体がチームなのか人個人なのかの違いがあります。人が管理できなければ組織は管理できませんから、十分にスキルを磨きましょう。

チームリーダになるためには何が必要でしょうか?「個人実績」と武器としての「ユーザ業務知識」「技術力」です。この「ユーザ業務知識」がない場合でも、他のたとえば「技術力」が非常に優れているということでもよいかもしれません。私はユーザ業務の業務知識を武器にしました。

チームリーダになってから必要になるスキルとしては「見積もり」「チームビルド」「工程管理」などがあります。これらはいきなり必要になります。

そして、さらなる発展のためにチームリーダになって「チーム実績」を積んでいく必要があります。

うまく実績が積めないと技術力のあるプログラマに戻されてしまいます。

必要なスキルやだいたいどの程度できればいいかを述べていきます。

①個人実績
②ユーザ業務の知識
③技術力
④見積もり
⑤チームビルド
⑥工程管理
⑦問題解決
⑧チーム実績
についての書きます
例によって、気ままに書きますので順番の前後等あります、気長にお待ちください。